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III
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目覚めからの戯言 →

 無意識の海の中で声にならない声を上げ、その声の奇妙さに驚いて目を覚ます。
悪夢につきものの寝覚めの悪さというものだ。
嫌な夢というのは大抵の場合何らかの(ほぼよろしくない事柄の)兆候であったり、さらに最悪なことには、予知夢であるということがある。


寝ぼけ眼で仰ぎ見た空は青白みがかっていて、徐々に明るさを増していった。漸く朝が始まるところだ。
時計を見るまでもない。
…

  • 10 months ago
anbrust

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