深夜。 ベッドに横たわる青白い顔の少年は、ぐっしょりと汗をかき、数時間前から激しいあえぎ声を上げて苦しんでいた。緑川蘭三だった。 「血が、血が足りない! もっと血が欲しい! ちくしょう、俺の体はどうなっちまったんだ? これまでは上手くやってきたのに! 内臓がちくちく痛みやがる、骨がぎりぎりと今にも砕けそうだ、もっと血が欲しい! 俺はきっと成長期なんだ」 …